11月15日、予防“争族”(相続)を考える日|遺すのは財産だけじゃない。覚悟もだ
11月15日は「予防“争族”(相続)を考える日」らしい。
語呂合わせで“いい遺言”の日とも言われているらしいが──正直、名称に興味はない。
だが “争族”という言葉の本質だけは見逃せない。
家族が財産を巡って争い、仲が壊れ、人が壊れる。
そんな地獄みたいな現場は、何度も聞いてきた。
そして言っておく。
争いは、準備が足りない家に忍び寄る。
相続は避けられない“任務”だ。逃げれば犠牲が出る。**
…これは、人類と巨人の戦いと同じだ。
「備えていなかった」という理由で失う未来はあまりにも多い。
争族は“家の中の巨人”だ
巨人のような怪物は外にだけいるわけじゃない。
家の中にも潜んでいる。
名前は“無関心”とか“後回し”とかいうヤツだ。
・「まだ元気だからいいだろ」
・「親が勝手に決めるだろ」
・「兄弟仲はいいから揉めないはずだ」
そんな甘い考えをしていると、いずれ家族は敵同士になる。
金は、人を変える。情も、信頼も、遠慮も、全部だ。
だから俺はこう言いたい。
「問題は“巨人が来るかどうか”じゃない。
いつ来るか、だ。」
何から手をつければ“争族”は防げるのか
兵士として最低限の動きをまとめておく。
難しくない。
面倒とか格好悪いとか言って先延ばしにするから破滅するだけだ。
① 財産の棚卸し
まずは把握しろ。
どこの銀行口座にいくらあるのか。
不動産はどれだけあるのか。
保険は? 借金は?
知らないまま死ねば、家族は地図のない戦場に放り込まれる。
② エンディングノート
これは“意志”の装備だ。
法的な効力はなくても、家族は助かる。
なぜその配分にしたのか。
誰に何を託したいのか。
介護や延命治療の希望は?
言葉にすれば、争いは一つ減る。
③ 公正証書遺言
本格的に仕留めたいならこれだ。
公証役場で作る“強い遺言”。
家族が異議を唱えても、崩れにくい。
これはリヴァイ班で言えば立体機動装置みたいなもんだ。
持ってるだけで、生存率が跳ね上がる。
親子で話すのは気まずい?
そんなもの、当たり前だ。
俺だって、気まずい話は嫌いだ。
だがな──
「気まずさ」を理由に命を落とす兵は救えなかった。
家族も同じだ。
大切なのは、正しいことを“今”やる覚悟だ。
話を切り出すのが苦手なら、今日という日を口実に使え。
「そういえば、11月15日は相続のことを考える日らしいよ」
それでいい。
任務は、小さな一歩から始まる。
“争い”ではなく“未来を遺す”という考え方
相続は“金を渡す作業”だと勘違いしている奴が多い。
ちげぇよ。
相続は“争うための手続き”じゃない。
家族の未来を残すための準備だ。
争族(そうぞく)が起きる多くの家庭は、
“お金の問題”ではなく“話していない問題”が原因だ。
人は、遺産そのものではなく
「自分は家族からどう思われていたのか」を気にする。
だからこそ相続は、
財産を分ける作業ではなく、
家族への“メッセージ”を形にする行為だと考えるべきだ。
● 遺言書は「家族への最後の手紙」
● 生前整理は「感謝と責任の整理」
● 話し合いは「未来の関係を守るための行動」
これらはすべて、“争わないため”ではなく
「家族がこれからも仲良く暮らせる未来を遺すため」 の準備だ。
相続をタブーにしない。
話すことを怖がらない。
その一歩が、家族を守る最大の防御になる。
最後に
お前が備えないせいで、未来が壊れる。
そんなバカげた結末を俺は見たくない。
相続は、死んだ後の話じゃない。
“生きている今”の覚悟の問題だ。
今日がその一歩になるなら、
11月15日という日は無駄じゃない。
今日は「予防相続を考える日」だ。
明日が何の日か――想像するのはお前の自由だ。
読むか、読まねぇかもお前次第。
だが、後悔しねぇ選択をしろ。迷った時は、自分で決めろ。


