11月30日、年金の日|それでも生き残る覚悟はあるか
年金。
聞いただけで顔をしかめる者もいるだろう。
「どうせもらえない」「信用できない」「考えても無駄」
……そう思ってるなら、今この場で読むのをやめろ。
だがな。
考えないヤツから、真っ先に脱落する。
今日は11月30日、「年金の日」だ。
“いい未来を考えろ”なんて優しい日じゃない。
老後という戦場に、丸腰で出るかどうかを決める日だ。
年金は「希望」じゃない。
制度だ。
制度ってのはな、
信用するものじゃない。使い切るものだ。
若い頃、
「年金なんて先の話」
「まだ自分には関係ない」
そう言って目を背けたヤツほど、
後になって叫ぶ。
「知らなかった」
「こんなはずじゃなかった」
悪いが――
知らなかったは、免罪符にならねぇ。
まず知っておけ。
年金は大きく分けて二つある。
国民年金。
厚生年金。
細かい説明は省く。
重要なのはたった一つ。
払うか、払わないかじゃない。
どう使うかだ。
年金は「老後の全部」じゃない。
最低限の防壁だ。
壁がなけりゃどうなる?
敵は丸腰の人間を、容赦なく噛み砕く。
「年金だけで暮らせるのか?」
答えは単純だ。
無理だ。
だが勘違いするな。
「無理」=「不要」じゃない。
弾が少ないからって、
銃を捨てるバカはいない。
年金は武器だ。
弱いが、確実に効く。
それを
「少ないから意味がない」
と切り捨てるのは、
戦場を知らないヤツの思考だ。
多くの人間が恐れているのは、金額じゃない。
不確実性だ。
本当に受け取れるのか。
制度は崩れないのか。
国は守ってくれるのか。
安心しろ。
国は守らない。
だがな――
制度は簡単には死なない。
潰れそうでも、
形を変え、姿を変え、
しぶとく残る。
なぜか?
年金は「国の信用」そのものだからだ。
それが完全に崩れる時は、
日本という国自体が瀕死の時だ。
その時に必要なのは、
年金じゃない。覚悟だ。
ここで一つ、覚えておけ。
年金は
「老後のためだけの金」じゃない。
病気。
ケガ。
障害。
遺された家族。
生き方が狂った瞬間、
それでも最低限を繋ぐための保険でもある。
口では「いらない」と言っても、
地面に叩きつけられた瞬間、
人は皆、縋るものを探す。
縋れるかどうかは、
今の選択で決まる。
若い世代ほど言う。
「自分で資産を作る」
「投資で備える」
「国に頼らない」
結構だ。
だが勘違いするな。
年金と資産形成は、敵じゃない。
二者択一にするヤツは、
必ずどちらも中途半端になる。
年金を土台にしろ。
その上で、増やせ。
土台を舐めるヤツは、
必ず足元から崩れる。
年金の日にやるべきことは、一つだ。
文句を言うことじゃない。
未来を嘆くことじゃない。
確認しろ。
・自分は今、どういう立場か
・どこまで年金を理解しているか
・足りないなら、何を積むか
考えるだけでいい。
完璧じゃなくていい。
考えないことだけが、失態だ。
俺は命令はしない。
だが忠告はする。
未来に文句を言う権利は、
準備したヤツにしか与えられない。
年金の日は、
期待する日じゃない。
覚悟を決める日だ。
最後に一つだけ言っておく。
老後は、
突然始まる戦争だ。
その時、
お前は武器を持っているか?
年金の日とは――
武器を点検する日だ。
以上だ。


