8月28日【民放テレビスタートの日】~日本初のテレビCMもこの日に誕生~

こんにちは!今日は「民放テレビスタートの日」についてご紹介します。日本のテレビ文化の始まりを知ると、普段何気なく見ているテレビがちょっと違った目で見られるかもしれません。
最近はYouTubeをはじめ、いろいろなサブスクがあるので正直テレビを見る機会は減りました。。。けど、日本の娯楽といえばまだまだテレビは外せませんよね。
国営テレビを取り巻く云々もありますけど、やっぱりテレビのある生活は幸せですね。

日本テレビがスタート!1953年8月28日
1953年(昭和28年)8月28日午前11時20分、日本テレビ(JOAX-TV)が民間放送として初めてのテレビ放送をスタートしました。
同じ年の2月1日には、すでにNHK(東京テレビジョン・JOAK-TV)が放送を開始していましたが、この日は「民間」初という歴史的な日だったのです。
日本初のテレビCMも同じ日に!
この日、日本初のテレビCMも流れました。
その内容は――
「精工舎の時計が正午をお知らせします」

そう、セイコー(当時は服部時計店)の時報CMでした。
今でも「正午=時報」という感覚がありますが、実はこの原点はテレビの黎明期にあったのですね!
そのため、8月28日は「テレビCMの日」としても記念されています。
翌日は早速プロ野球中継!
翌日の8月29日には、後楽園球場から巨人対阪神戦を中継。
テレビ草創期にいきなりプロ野球、しかも巨人戦とは……やはり日本人にとって野球中継は“鉄板コンテンツ”だったのが分かります。
街頭テレビと熱狂の時代
ただし当時のテレビは高級品。家庭にはほとんど普及していなかったため、駅や公園などに設置された「街頭テレビ」に人々が集まりました。
特に盛り上がったのは、プロレスの力道山の試合やプロボクシング。数百人が画面を取り囲み、大歓声を上げる光景はまさに昭和の風物詩です。
映画『ALWAYS 三丁目の夕日』にも描かれていたシーンですね。


三種の神器とテレビ文化の拡大
やがて日本経済が成長し、テレビの価格が下がると、テレビは冷蔵庫・洗濯機と並んで「三種の神器」と呼ばれるほど家庭に普及しました。
それに伴い、ニュース、ドラマ、バラエティ、ドキュメンタリーといった多彩な番組が作られ、テレビは国民の娯楽・情報源として定着していったのです。
時代の流れと共に、三種の神器も変化しました。
昭和の三種の神器『白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫』
平成の三種の神器『デジタルカメラ、DVDレコーダー、薄型テレビ』
令和の三種の神器『ドラム式洗濯機、食洗機、ロボット掃除機』
これから先も、生活に密着した便利アイテムが増えていくのでしょうね。

ちょっとした雑学
- 📺 日本で最初のカラー放送は1960年。
- 🎤 初期のテレビアナウンサーは「声」だけでなく「表情」や「姿勢」まで徹底的に訓練された。
- 💡 街頭テレビは当初、メーカーの宣伝目的で置かれたものが多かった。
こうした裏話を知ると、テレビの歴史がぐっと身近に感じられますね。
まとめ
8月28日は、民放テレビがスタートした記念すべき日。
さらに、日本初のテレビCMが放送された日でもあります。
普段何気なく見ているテレビも、こうした歴史の積み重ねがあってこそ私たちの生活に根付いているのだと改めて感じます。
次にテレビCMを目にしたとき、「あ、これも1953年のあの日から始まったんだな」と思い出してみてはいかがでしょうか?
とは言え、今日も明るく元気に精一杯、『いい加減』に自分のペースで歩みましょう👍
他の誰でもない、自分の未来の為に✨
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