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お金の話

雇用保険とは?しくみ・使いどころ・メリット&デメリットを徹底解説!

雇用保険の基本知識を伝える資料画像
ふうぱー

こんにちは。
毎日のお仕事、本当にお疲れさまです。

月に一度の楽しみ、「給料日」。でも、給与明細を見ると、「あれ、こんなに引かれてるの?」と驚くこともありますよね。

なかでも「雇用保険」という項目、毎月数百円〜千円前後引かれていて、
「これって本当に必要なの?」「どんなときに使えるの?」と疑問に思ったことはありませんか?

この記事では、そんな「雇用保険」の仕組み・役割・受けられる給付や注意点まで、やさしく丁寧に解説します。

「もしもの時に、自分を助けてくれる保険」——
読めばきっと、納得して支払える理由が見つかりますよ。

雇用保険とは?|働く人を守る“安心のセーフティネット”

雇用保険(失業保険とも呼ばれます)は、働く人が失業したときや育児・介護で休業する時の生活を支える保険制度です。
企業と労働者が保険料を負担し合い、国が運営しています。

雇用保険の目的とは?

雇用保険の本質的な目的は、「働くすべての人の生活の安定と再チャレンジの支援」です。単なる“失業保険”ではなく、仕事を失ったとき・家族を支えるとき・新しいスキルを学ぶとき・高齢期を迎えたときなど、人生のさまざまな転機を支えてくれる制度です。

具体的には、以下の4つの柱で構成されています:

① 生活の安定(経済的支援)

失業・育児・介護・定年後の収入減少など、「収入がなくなる」または「減る」タイミングで、生活を支える給付金が支払われます。 → 人生の谷を支え、無理なく次に進める土台を提供

② 就労支援(再スタートの後押し)

ハローワークや職業訓練、教育訓練給付などを通じて、新しい仕事に就くための準備やスキル習得を支援します。 → 単に「お金をもらう」だけでなく、「次に進む力をつける」仕組み

③ 少子高齢化への対応(子育て・介護・高齢雇用)

育児や介護で働けなくなるリスクに備え、雇用の継続を後押しする支援制度が組み込まれています。 → 社会全体が柔軟に働ける環境をつくるための土台

④ 雇用の安定と経済の循環

一時的に収入が途絶えても生活できるようにすることで、個人消費を保ち、社会全体の経済活動を維持する役割も果たしています。 → 社会全体を支える“経済の安全弁”としての役割もある

雇用保険は単なる個人の保険ではなく、「社会全体の持続可能性を支える公共制度」として機能しています。だからこそ、「払いたくない」ではなく「納得して支払える」制度として理解しておきたいですね。

雇用保険で受けられる主な給付

雇用保険では、働く人の状況に応じてさまざまな給付金が用意されています。 以下は主要な給付の内容と、対象となるケースです。

① 失業給付(基本手当)

  • 対象者:自己都合・会社都合で離職した人
  • 支給額:退職前の賃金の約50〜80%(年齢・月給によって異なる)
  • 支給期間:90〜330日(被保険者期間・離職理由により異なる)
  • 手続き:離職票を持ってハローワークへ。就職活動を継続する必要あり

多くの人が思い浮かべる給付って「失業給付」ですよね。
離職後の収入の柱として欠かせない制度です。
ただ、雇用保険にはその他にもいろいろお金を受け取れる制度があります。
しっかり学んで、申請漏れして受け取れないなんてことがないようにしましょう。

出典:ハローワーク

② 教育訓練給付

  • 対象者:雇用保険の加入期間が原則3年以上(初回は1年以上)
  • 支給内容:厚生労働省指定の講座を受講した場合、費用の20%(最大10万円)を支給
  • 講座例:簿記、介護福祉士、宅建、TOEIC、プログラミングなど
  • 上位制度:専門実践教育訓練給付(看護師・保育士・大型免許などは最大56万円/年)

③ 育児休業給付

  • 対象者:育児休業を取得する被保険者
  • 支給額:休業開始から6ヶ月は賃金の67%、その後は50%
  • 支給期間:原則1歳まで(保育園入所不可など一定条件で最長2歳まで延長)
  • 注意点:育休中も会社と雇用関係を維持している必要がある

④ 介護休業給付

  • 対象者:家族の介護で休業する人
  • 支給額:休業前賃金の67%(上限あり)
  • 支給期間:対象家族1人につき通算93日まで
  • 対象家族例:配偶者、父母、子、祖父母、兄弟姉妹など

⑤ 高年齢雇用継続給付

  • 対象者:60歳以降も働き続け、賃金が60歳前より大きく下がった人
  • 支給額:賃金の15%程度(支給率は調整あり)
  • 支給期間:原則65歳まで(雇用保険の高年齢被保険者であることが条件)

雇用保険の受給の流れ(失業給付を例に)

失業したときに給付を受けるには、以下のステップが必要です。

ステップ1:退職後に「離職票」を受け取る

  • 会社から退職後に発行される「離職票①②」を受け取ります(発行までに1〜2週間かかることも)

ステップ2:ハローワークに行って手続きをする

  • 離職票、マイナンバー、身分証明書、写真、通帳などを持参し、ハローワークで求職申込を行います
  • 「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を受け取ります

ステップ3:待機期間(7日間)+給付制限期間

  • 手続き完了後、まず7日間の「待機期間」があります
  • 自己都合退職の場合はさらに2ヶ月間の給付制限(2025年4月から短縮)があります

ステップ4:失業認定日(4週間ごと)にハローワークへ行く

  • 4週間ごとに失業の状態を報告し、就職活動を行っていることを申告します
  • 認定されると、約1週間後に給付金が振り込まれます

ステップ5:再就職が決まったら報告する

  • 就職が決まったらハローワークに報告し、受給終了
  • 条件によっては「再就職手当」が支給されることも

雇用保険受給の注意点まとめ

1. 「失業状態」とは“働く意思と能力”があること

→ 働けない状態(病気・出産など)は「失業」とは認められません

2. 自己都合退職は給付まで時間がかかる

待機7日+給付制限2ヶ月で、実際の給付は退職から約3ヶ月後になることも

3. バイト・副業していると減額・不支給になることも

→ 「就労」と見なされるため、事前申告が必須

4. 求職活動がないと認定されない

→ 認定日ごとに2回以上の就職活動実績が必要(セミナー参加も可)

5. 受給中の海外渡航・旅行はNG

→ 「就職意思なし」と見なされ、給付停止または返還の可能性あり

まとめ:雇用保険は“未来の自分を守るライフライン”

雇用保険は、「仕事を失ったとき」だけではなく、育児・介護・再教育・高齢期など、人生のさまざまな節目であなたを支える制度です。

日々の給料から引かれる数百円〜数千円の保険料が、いざという時に数十万〜百万円単位の支援として返ってくる。そう考えると、そのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。

また、雇用保険は“自分のため”だけでなく、“誰かの困った時”を支える社会的なセーフティネットとしての役割も担っています。

  • 働く意志を支える制度
  • 家族との時間を守る制度
  • 人生のリスタートを後押しする制度

だからこそ、雇用保険は「取られるもの」ではなく、「備えるために支払うもの」だと前向きに捉えることが大切です。

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ふうぱー
ふうぱー
自分の人生を生きる人
🌟一度きりの人生。周りを気にしすぎず、「自分の人生を生きよう」という思いを込めて。 お金・健康・グルメについて発信しながら、好きな時に好きな人とワイワイできる人生を応援します。

📌 経歴と活動 法人経営・不動産賃貸業(都内) 投資歴27年:高配当株・投資信託・iDeCo・NISA 大家歴20年:堅実な資産形成を実践 接客業歴30年:人とのつながりを大切に

🎯 モットー 『人は人、己は己』——比べる必要なし 『自分にしか決められない目標』を大切に

💡 興味・テーマ 資産運用(高配当株・投資信託・iDeCo・NISA) 健康・グルメ・ライフスタイルの質向上 「みんなでリッチに、健康に、幸せに」

🎉 趣味:麻雀・サウナ・料理・読書
特技:超絶旨いカレー作り
大切な時間:仲間とワイワイ・愛犬と過ごす時間
好きな食べ物:お鮨・お肉・お好み焼き
旅行スタイル:温泉宿でまったりと

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