こんにちは!毎日更新「今日は何の日コーナー」へようこそ。
本日9月21日は、「国際平和デー」です。
世界の平和、そして人々の幸せを願って――。
今日は少しだけ立ち止まって、平和について考えてみませんか?
由来と制定の背景
「国際平和デー」は、1981年に国連総会で制定されました。
当初は毎年9月の第3火曜日とされていましたが、2002年からは毎年9月21日に固定されています。
日付が固定されたのは、「1日を通して非暴力と休戦を呼びかける日」とするためです。
国連本部では、この日に「平和の鐘」が鳴らされます。
国際平和デーにおける世界の取り組み
1. 国連(United Nations)の取り組み
- 平和の鐘セレモニー(Peace Bell Ceremony)
- 毎年9月21日、ニューヨークの国連本部で開催。
- 日本から寄贈された「平和の鐘」が鳴らされ、戦争や暴力のない世界を祈念。
- 国連事務総長や要人、子ども代表が参加する象徴的なイベント。
- 国際停戦の呼びかけ
- 国連は各国政府・武装組織に対し、この日1日だけでも停戦を行うよう働きかける。
- 実際にアフガニスタンやアフリカの一部地域では「ワクチン接種のための一時停戦」が実現した事例がある。
2. 世界各地の活動
教育・啓発イベント
- 学校で「平和授業」や「シンポジウム」を実施。
- 子どもたちが平和をテーマにポスターや作文を書く。
- イギリスやフランスでは「ピースマーチ」が行われることも。
芸術・文化を通じた平和活動
- コンサートやアート展示を「平和」をテーマに開催。
- 「Peace One Day」というイギリス発のNPOは、音楽フェスや映画を通じて国際平和デーを普及させ、世界中にムーブメントを広げている。
市民運動・ボランティア
- NGOや市民団体が、非暴力の大切さを訴えるデモ・集会を開催。
- 戦争や紛争で苦しむ人々への募金活動も積極的に行われる。
日本での取り組み
- 国連大学(東京・渋谷)で記念シンポジウムを開催。
- 自治体レベルでは、広島・長崎など平和都市で「平和の鐘」を鳴らすイベント。
- 学校での平和学習やワークショップも普及。
意義と課題
- 意義
- 平和という抽象的なテーマを「日付」で可視化し、人々の意識を集める。
- 国・地域・市民が一体となって、行動を起こす「共通のきっかけ」となる。
- 課題
- 紛争地では呼びかけが実際の停戦につながらないことも多い。
- イベント的に終わってしまい、持続的な取り組みにつながりにくい。
- “平和=戦争がない状態”だけでなく、“誰もが安心して生きられる社会”へ広げる必要がある。
国際平和デーが持つ意味・課題
1) 何を“目指す日”なのか
- 24時間の非暴力と停戦を呼びかける日。平和の理念を掲げるだけでなく、現場での実行(人道支援の通行確保など)を促すのが核です。2025年のテーマは「Act Now for a Peaceful World(平和のために今、行動を)」。象徴から“行動”へ軸足が移っています。
- ニューヨークの国連本部では、日本から寄贈された「平和の鐘」が鳴らされます。鐘には「世界絶対平和万歳」の文字。日本とこの日のつながりを示す象徴でもあります。
2) 現実とのギャップ:数字が示す重さ
- 武力紛争は増加傾向。UCDPの最新集計では、2024年に国家が関与する武力紛争は61件と、統計開始以来最多水準に。象徴的な1日だけでは足りない現実がある、という事実の確認です。
- 強制的な移動(避難民・難民)は過去最多。2024年末時点で1億2320万人が故郷を追われ、その4割は子ども。紛争の長期化が“慢性的な人道危機”を広げています。
3) 「消極的平和」から「積極的平和」へ
- 消極的平和(Negative Peace)=暴力や戦闘が“ない”状態。
- 積極的平和(Positive Peace)=公正な制度・包摂・信頼・法の支配など、平和を支える態度・制度・構造が“ある”状態。目先の停戦に留まらず、紛争の根にある構造的暴力を減らす視点が不可欠です。
- これはSDG16(平和と公正、強い制度)とも直結。法の支配、透明性、汚職対策、参加型ガバナンスなど“制度の質”を高める取り組みは、持続的な平和の土台になります。
4) 参加の不足:女性・若者の席が足りない
- 安全保障理事会決議**1325(女性・平和・安全保障)**は、女性の参画・保護・予防を国際規範にしましたが、和平交渉の女性交渉人は依然1割未満。暴力被害やジェンダー不平等の深刻化も指摘されています。象徴から実装へ――資金・制度・ルールの三位一体が必要です。
5) 「イベント化」の落とし穴
- 記念日の一過性。セレモニーで終わらせず、翌日以降の行動にどう接続するかが最大の課題。
- 停戦呼びかけが実地で守られないケースも多く、人道アクセスの確保や監視・検証メカニズムの整備が鍵。
- 資金配分の歪み(緊急対応に偏り、予防や市民社会が慢性的に資金不足)も、長期安定を阻むボトルネック。
6) この日に“何を変える”か(行動の指針)
政策:司法アクセス・汚職対策・情報公開の強化が暴力再発防止の近道(SDG16)。
個人:対立の話題こそ傾聴と事実確認。寄付は人道支援/心理社会的ケア/教育に強い団体へ。
地域・学校:対話ワークショップやメディア・リテラシー教育で“争わない技術”を可視化。
企業・投資家(ふうぱーさん視点):人権デューディリジェンス、サプライチェーンの透明性、紛争感受性(conflict sensitivity)をESGの実体に。SDG16連動の市民社会への資金提供や雇用の包摂は“積極的平和”への実投資。
国際平和デーの豆知識・“へぇ〜”ポイント
1. 「平和の鐘」は日本製
- 国連本部にある「平和の鐘」は 日本から寄贈されたもの。
- 世界中の子どもたちや国連加盟国から集められたコインやメダルで鋳造されています。
- 鐘には「世界絶対平和万歳」と刻まれ、日本が平和の象徴を贈った国であることを示しています。
2. 平和デーは最初は「第3火曜日」だった
- 1981年の国連総会で制定された当初、「国際平和デー」は 9月の第3火曜日でした。
- これは国連総会が開かれる週に合わせたため。
- 2002年から「毎年9月21日」に固定され、世界共通の日付として広がっています。
3. 世界中で「停戦」が呼びかけられる日
- 国際平和デーは、単なる記念日ではなく “24時間の停戦” が公式に呼びかけられています。
- アフガニスタンでは過去に、この日をきっかけに戦闘を一時停止し、子どもたちへのワクチン接種が可能になった事例もあります。
4. 日本でも鐘が鳴らされる
- ニューヨークの国連本部だけでなく、広島・長崎などの平和都市でもこの日に合わせて「平和の鐘」を鳴らすイベントがあります。
- 「世界平和を祈る鐘の音」が、国境を越えて共鳴する日になっているのです。
5. テーマは毎年変わる
- 国際平和デーには毎年テーマが設定されます。
例:
- 2022年「End Racism. Build Peace(人種差別を終わらせ、平和を築こう)」
- 2025年は「Act Now for a Peaceful World(平和のために今、行動を)」
- 時代ごとの課題が反映されており、「平和」という言葉が常に“現在進行形”であることを示しています。
6. 平和は「戦争がない状態」だけではない
- 国連は“平和”を 「紛争の不在」ではなく「人権が守られ、安心して暮らせる状態」 と定義。
- つまり「積極的平和」。
- この考え方がSDGs(特に16番「平和と公正をすべての人に」)にもつながっています。
7. 9月21日は「世界アルツハイマーデー」でもある
- 同じ日付にもう一つの国際デーが重なっています。
- 戦争や暴力だけでなく、「心の健康・記憶・尊厳を守ること」も平和の一部と捉えられる、興味深い偶然です。
まとめ
9月21日「国際平和デー」は、世界の平和を祈るだけでなく、
「自分にできる小さな平和」を見つめ直す日。
争わない、思いやる、話し合う――。
その積み重ねが、世界の大きな平和につながっていきます。
今日はほんの少しだけ、平和について考えてみませんか?
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🌟一度きりの人生。周りを気にしすぎず、「自分の人生を生きよう」という思いを込めて。
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