5月21日は「探偵の日」|1891年の日本初探偵広告から学ぶ——「情報収集力」が投資判断を変える話
おはようございます。今日は「探偵の日」ですね。
5月21日は「探偵の日」。社団法人探偵協会の探偵の日選定委員会が制定しました。1891年(明治24年)のこの日、帝國探明會という企業が朝日新聞に「詐欺師や盗人の所在を調べる。他人の行動調査を実施する」という広告を掲載。これが日本で初めて民間資本の探偵業者が一般向けに出した広告とされています。
そして同じ5月21日は「リンドバーグ翼の日」でもあります。1927年のこの日、アメリカのチャールズ・リンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス号」でニューヨークを出発し、約5800kmを33時間30分かけて単独・無着陸でパリへ到達。「翼よ、あれがパリの灯だ」という言葉を残して着陸した、歴史的な日でもあります。
今日はこの2つの記念日に共通する「情報収集力」というテーマで、お金と投資の話をお届けします。
■ 今日誰かに話したくなる!探偵の日の雑学3選
【雑学1】日本初の探偵広告は「詐欺師と盗人の調査」だった
1891年(明治24年)5月21日の朝日新聞に掲載された帝國探明會の広告。その内容は「詐欺師や盗人の所在を調べる。他人の行動調査を実施する」というシンプルなものでした。
明治時代の日本では、警察や司法の整備がまだ不十分な部分も多く、民間の「素行調査」への需要がすでに存在していたことがわかります。官公庁とは関係のない「純粋に民間資本の探偵」が広告を出したという点が、この記念日の歴史的意義です。
ちなみに探偵協会によると、この日付はまだ「検討中」であり変更される可能性もあるとのこと。5月13日の「愛犬の日」や5月18日の「国際親善デー」でも「由来が曖昧な記念日」の話をしましたが、探偵の日もそのひとつかもしれません笑。
【雑学2】同じ日はリンドバーグが「翼よ、あれがパリの灯だ」と叫んだ日
1927年5月21日、チャールズ・リンドバーグはパリのル・ブールジェ空港に降り立ちました。前日20日の午前7時52分にニューヨークを出発し、33時間30分・約5800kmを非常用パラシュートもなく、食料はサンドイッチ5個と水1リットルだけで飛び続けた。
「翼よ、あれがパリの灯だ」という言葉は、実は後になって広まったもので、リンドバーグ本人が実際に言ったかどうか諸説あります——またも「広まった話が実は曖昧」というパターンですね笑。
リンドバーグがこの飛行を成功させた要因のひとつは「徹底的な事前調査」でした。気象データの収集、最適な航路の計算、機体の軽量化(パラシュートすら省いた)——感情ではなくデータと合理的判断が、人類史上初の快挙を生んだのです。
💬 裁判傍聴が趣味なんですが、裁判を見ていると「感情ではなく証拠と事実で判断する」という姿勢の大切さをつくづく感じます。探偵もリンドバーグも投資家も、根っこは同じだなと思いますね。
【雑学3】探偵と投資家は「情報収集のプロ」という点で似ている
探偵の仕事の本質は「事実を集めて、依頼人が判断できる情報を提供すること」です。
実はこれ、プロの投資家がやっていることと非常に似ています。バフェットやマンガーが「企業の本質的な価値を徹底調査する」というバリュー投資の手法は、まるで探偵が依頼案件を調べるプロセスと重なります。「感情ではなく事実を見る」「一次情報を自分で確かめる」「表面だけでなく本質を見抜く」——これが探偵の技法であり、投資の極意でもあります。
■ 「探偵思考」を投資に活かす3つの視点
投資歴27年の私が、探偵の思考方法から投資に活かしている考え方をお伝えします。
▼ POINT 01|「なんとなく」で動かない——一次情報を確かめる
企業に投資する前に、決算書・IR資料・業界レポートを自分で読む習慣が大切です。「SNSで話題だから」「誰かが勧めたから」は探偵で言えば「伝聞証拠」。自分で一次情報を確認することが、投資判断の質を上げます。
▼ POINT 02|感情ではなくデータで動く
リンドバーグが気象データで飛行を決断したように、相場の上下に感情で反応するのではなく、企業の業績・財務・バリュエーション(割安度)というデータで判断する習慣を持ちましょう。5月12日の「看護の日(ナイチンゲール)」でも触れた「データで世界を変えた」という姿勢です。
▼ POINT 03|「見えていないリスク」を調べる
探偵が依頼案件の「見えない部分」を調査するように、投資でも「表面的な好業績の裏にあるリスク」を調べることが重要です。有利子負債の水準・顧客集中度・経営者の信頼性——これらはIR資料や決算説明会の資料を読めば確認できます。
■ 今日のまとめ
・5月21日は「探偵の日」——1891年に帝國探明會が朝日新聞に日本初の探偵広告を掲載した日
・同日は「リンドバーグ翼の日」——33時間30分・サンドイッチ5個で大西洋横断を達成した日
・探偵もリンドバーグも「徹底した情報収集と合理的判断」が成功の鍵だった
・投資判断も「感情ではなくデータ」——一次情報を自分で確認する習慣が資産形成の質を上げる
・「見えていないリスクを調べる」探偵思考が、長期投資の失敗を防ぐ
🔍「感情で動くな。証拠で動け。」
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