物価高でふるさと納税に「ティッシュ」が人気——栃木・小山市が過去最高59億円。節税×節約×賢い消費の三拍子を使い倒すお金の話
物価高が続く中、ふるさと納税の返礼品選びにも変化が起きています。
栃木県小山市は2025年度に受け入れたふるさと納税の寄付額が前年度より約1億7千万円増の約59億8287万円で、過去最高を更新したと発表しました。2020〜24年度は県内自治体で寄付額1位を続けており、25年度もトップに立ちそうとのことです。
注目すべきは人気の返礼品——ボックスティッシュやソフトパックティッシュ、トイレットペーパーなどの生活必需品が依然として人気で、リピーターも多いといいます。
■ なぜ「ティッシュ」がふるさと納税で選ばれるのか
答えはシンプルです。物価高で日用品の価格が上がり続ける中、「絶対に使うもの」を返礼品として受け取ることで、実質的な家計の節約になるからです。
ティッシュやトイレットペーパーは賞味期限がなく、保管場所さえあれば大量にストックしても問題ありません。「どうせ買うものをふるさと納税で受け取る」という発想は、インフレ局面での家計防衛として非常に合理的な選択です。
💬 景色を見ながらひとり晩酌をしていたとき、ふるさと納税の返礼品でもらったお酒を飲んでいて「これ実質タダみたいなもんだよな」と改めて思いました笑。食品・飲料・日用品と、生活に必要なものがほぼ全部揃う制度なのに、まだ活用していない人が多いのは本当にもったいないですよね。
■ 「件数減・金額増」が示すもの——賢い人ほどしっかり使う制度
今回のデータで興味深いのは、寄付件数が前年比2112件減ったにもかかわらず、寄付総額は増加したという点です。これは1件あたりの寄付金額が増えていることを意味します。
つまり「ふるさと納税をよく知っている人」が、限度額をしっかり使い切る方向にシフトしていると考えられます。
ふるさと納税は年収によって寄付の上限額(控除限度額)が変わります。収入が増えるほど上限も上がるため、年収アップ(たとえば転職)とふるさと納税はセットで考えると効果が大きくなります。
■ ふるさと納税を使い倒す3つのポイント
▼ POINT 01|「どうせ買うもの」を返礼品で受け取る
ティッシュ・トイレットペーパー・洗剤・米・肉・魚・お酒——日常的に消費するものをふるさと納税の返礼品として受け取ることが、家計節約の基本です。「特別なもの」を選ぶより、「必ず使うもの」を選ぶ方がコスパは高い。
▼ POINT 02|控除限度額をしっかり計算して使い切る
ふるさと納税は控除限度額の範囲内であれば、実質負担額は2000円のみです。限度額を計算せずに少額しか寄付しないのはもったいない。各種シミュレーターで自分の限度額を確認しましょう。
▼ POINT 03|NISAと組み合わせて「節税の二刀流」を実現する
ふるさと納税は所得税・住民税の控除、NISAは運用益・配当の非課税——この2つを組み合わせることで「入口(収入)」と「出口(運用益)」の両方で税金を減らせます。年末に向けてふるさと納税の枠を使い切り、余った資金をNISAに積み立てる、という流れが理想的です。
■ まとめ
・栃木・小山市が2025年度ふるさと納税で過去最高約59億円を達成
・物価高でティッシュ・トイレットペーパーなど生活必需品の返礼品が人気・リピーター多数
・寄付件数は減っても金額は増加——「知っている人」が限度額を使い切る傾向
・「どうせ買うもの」を返礼品で受け取るのが最もコスパの高い活用法
・ふるさと納税×NISAの「節税の二刀流」で税負担を最小化しよう
「節税しろ。ティッシュ一箱でも、塵も積もれば山となる。」
☆ 丸くなるな、星になれ


