5月30日は「女子将棋の日」|史上初の女流棋士が切り開いた道と、将棋の「先を読む力」が投資に活きる理由
おはようございます。今日は「女子将棋の日」ですね。
5月30日は「女子将棋の日」。公益社団法人・日本女子プロ将棋協会(LPSA)が2007年5月30日に設立されたことを記念して、2011年に制定されました。同協会は女流棋士の資質の向上・将棋の普及・女流棋士界の健全な発展を目的としています。
ちなみに同じ5月30日は「ゴ(5)ミ(3)ゼロ(0)」の語呂合わせから「ゴミゼロの日」でもあります。将棋とゴミという不思議な同居ですが、今日は将棋の話をお届けします笑。
■ 今日誰かに話したくなる!女子将棋の雑学3選
【雑学1】史上初の女流棋士は「蛸島彰子」——1961年に道を切り開いた先駆者
史上初の女流棋士は蛸島彰子(たこじま あきこ)氏です。1961年(昭和36年)に女性として初めてプロ棋士の養成機関「奨励会」に入会し、1966年(昭和41年)に20歳で初段に昇段しました。
当時、将棋の世界はほぼ完全に男性の世界でした。女性が奨励会に入会すること自体が前例のないことで、蛸島氏はその壁を自らの力で乗り越えました。その後、女流棋士会の初代会長・女流育成会の幹事・日本女子プロ将棋協会の相談役などを歴任し、2017年に女流六段、2018年に現役を引退されました。
一人の先駆者が道を切り開くことで、その後の多くの女流棋士が活躍できる土台ができた——これは将棋に限らず、あらゆる分野に共通する話ですよね。
【雑学2】将棋の「手数」は天文学的な数——囲碁・チェスを超えるかもしれない
将棋の局面の変化の総数(ゲーム木複雑性)は約10の220乗と言われています。チェスが約10の123乗、囲碁が約10の360乗と言われており、将棋は囲碁には及びませんが、チェスを大幅に超えるほどの複雑さを持ちます。
この膨大な可能性の中から最善手を選び続けるのが将棋というゲームです。AIの進化により「AIが棋士に勝てない局面はほぼなくなった」とも言われますが、人間が対人戦で見せる直感・精神力・心理戦は、AIには代替できない部分が残っています。
5月25日の「ターミネーターの日」でAIの話をしましたが、将棋はAIと人間の関係を最も先進的に実験している競技でもありますね。

💬 裁判傍聴が趣味なんですが、将棋棋士と弁護士って「先を読む論理的思考」という点で共通していると感じます。弁護士は相手の論点を予測して先手を打つ、棋士は相手の手を読んで布石を打つ——思考のプロセスが似てるんですよね。
【雑学3】「王手」は英語でチェック(Check)——でも将棋に「引き分け」はない
将棋には「引き分け」がほぼありません(千日手・持将棋という例外的なケースを除く)。必ずどちらかが勝つまで指し続ける「決着がつく」ゲームという点が、チェスや囲碁と異なる将棋の特徴です。
また将棋の最大の特徴は「取った駒を自分の駒として使える」という「持ち駒ルール」。これはチェスにはないルールで、将棋のゲームを一段と複雑にしています。敵の駒を奪って自分の戦力にする——まるで競合企業の人材や技術を取り込んでいくM&Aのような発想ですね笑。
■ 将棋の思考法が投資判断に活きる3つの理由
ここからお金の話につなげましょう。
将棋と投資には驚くほど共通する思考法があります。投資歴27年の私が感じる3つの共通点をお伝えします。
▼ POINT 01|「数手先を読む」——投資では「シナリオ思考」
将棋では常に相手の手を予測し、複数のシナリオを想定して動きます。投資でも「金利が上がったら」「円安が続いたら」「業績が悪化したら」という複数のシナリオを常に持ち、それぞれへの対応策を考えておくことが重要です。
▼ POINT 02|「悪手を指した後の立て直し」——投資では「損切りの決断」
将棋では悪手を指してしまった後、感情的にならず冷静に立て直す力が重要です。投資でも「含み損が出た時に感情で動かず、論理的に損切りか保有継続かを判断する」力が資産形成の明暗を分けます。
▼ POINT 03|「序盤の布石が終盤を決める」——投資では「早期の積立開始」
将棋は序盤の駒組み・布石が、終盤の勝敗を大きく左右します。NISAの積立投資も同様で、20代・30代から始めた人と40代から始めた人では、60代の資産に大きな差が生まれます。「今すぐ始める」ことが最善手です。
■ 今日のまとめ
・5月30日は「女子将棋の日」——2007年に日本女子プロ将棋協会(LPSA)が設立された日
・史上初の女流棋士・蛸島彰子氏が1961年に奨励会入会し、女性が将棋で活躍する道を切り開いた
・将棋の局面変化は約10の220乗——膨大な可能性の中から最善手を選び続けるゲーム
・同じ5月30日は「ゴミゼロの日(5・3・0)」——将棋とゴミが同居する不思議な記念日笑
・将棋の「先を読む・悪手後の立て直し・序盤の布石」は投資判断の核心と重なる
♟️「感情で指すな。次の一手を、データで読め。」
📅 明日の「今日は何の日」は…?
さて、何の日でしょう?ヒントは「ロープウェイ」と「山頂」。答えは明日のブログでお楽しみに🎯
☆ 丸くなるな、星になれ


