5月26日は「源泉かけ流し温泉の日」|循環式との違いを知ってる?——野沢温泉の歴史と、温泉が老後資産を守る理由
おはようございます。今日は「源泉かけ流し温泉の日」ですね。
5月26日は「ご(5)くじょうなふ(2)ろ(6)」——「極上な風呂」という語呂合わせから、長野県の野沢温泉の源泉かけ流しを提供する旅館などで結成された「野沢温泉源泉かけ流しの会」が制定し、日本記念日協会に認定された記念日です。「源泉かけ流し全国温泉サミット」の開催日に合わせて設定されました。
日帰り温泉と岩盤浴が趣味の私にとって、今日は嬉しい記念日です笑。今日は温泉にまつわる面白い雑学と、温泉とお金の話をお届けします。
■ 今日誰かに話したくなる!温泉の雑学3選
【雑学1】野沢温泉は鎌倉時代から「日本三御湯」——800年の歴史
野沢温泉(長野県野沢温泉村)は、鎌倉時代に順徳天皇が選んだ「日本三御湯(みゆ)」のひとつとして知られています。「御湯(みゆ)」とは皇室が認めた名湯の称号で、宮城県の「秋保温泉(名取御湯)」、長野県の「別所温泉(信濃御湯)」、そして「野沢温泉(犬養御湯)」の3つのみに与えられました。
野沢温泉の特徴は、麻釜(おがま)など30か所以上の源泉があり、温泉街の中心にある「大湯」をはじめ「外湯」と呼ばれる無料の共同浴場が13か所あること。しかも全て源泉かけ流しです。観光客も地元の人も同じ湯に入る「湯仲間制度」という独自の文化が今も続いています。
【雑学2】「源泉かけ流し」と「循環式」——実はほとんどの温泉施設が循環式
「源泉かけ流し」と「循環式」の違いをご存じでしょうか。
源泉かけ流しとは、地中から湧き出た温泉を常時浴槽に注ぎ続けて、あふれたお湯をそのまま捨てる方式です。日本温泉協会の定義では「新しい源泉を常時浴槽に注ぎ続けてあふれさせる状態」とされており、使用したお湯を再利用することは認められていません。
一方、循環式とは使用したお湯をろ過・殺菌処理して浴槽に戻す方式です。塩素系の消毒が必要なため「塩素臭」がすることがあります。
実は日本の温泉施設の多くが循環式です。源泉かけ流しは湯量が豊富な温泉地でしか実現が難しく、維持コストも高いため、都市部の日帰り温泉施設などは循環式が一般的です。
💬 日帰り温泉と岩盤浴が趣味なんですが、「源泉かけ流し」の表示を見つけるとテンションが上がります笑。塩素臭がなく、お湯の色や香りが全然違う。入浴後の肌の感触も明らかに変わるので、近くに源泉かけ流しの施設があると通い続けてしまいますよね。
【雑学3】温泉の「泉質」は全部で10種類——効能が全く違う
環境省が定めた温泉法の基準によると、温泉の泉質は全部で10種類に分類されています。
・単純温泉:刺激が少なく肌に優しい。神経痛・筋肉痛に
・塩化物泉:塩分が多く「熱の湯」とも呼ばれる。冷え性・きりきず
・炭酸水素塩泉:「美肌の湯」として有名。皮膚病・乾燥肌
・硫酸塩泉:「傷の湯」「中風の湯」とも呼ばれる
・二酸化炭素泉(炭酸泉):血行促進・高血圧に
・含鉄泉:鉄分を含む「赤湯」。貧血に
・硫黄泉:硫化水素の香り。慢性皮膚病・糖尿病
・酸性泉:強酸性でpHが低い。殺菌力が強い
・放射能泉(ラドン泉):微量の放射能を含む。痛風・リウマチ
・含ヨウ素泉:慢性皮膚病・高コレステロール
自分の体の状態に合った泉質を選ぶのが、温泉を「治療的」に活用するポイントです。
■ 温泉は「老後資産を守る先行投資」——お金の話
ここからお金の話につなげましょう。
このブログでは何度か「健康への先行投資が老後資産を守る」という話をしてきました(5月12日の看護の日・5月13日の愛犬の日・5月17日のMuscle Deli記事など)。温泉もその文脈で考えると、非常にコスパの高い投資です。
▼ POINT 01|週1回の日帰り温泉は年間5万円の「健康投資」
日帰り温泉の入浴料は施設にもよりますが、1回500〜1500円程度。週1回通うと年間2.6万〜7.8万円。これを「健康への先行投資」と捉えると、老後の医療費削減効果を考えれば十分すぎるコスパです。
▼ POINT 02|温泉の「副交感神経活性化」効果でストレスを解消する
温泉に入ると副交感神経が優位になり、ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌が抑えられます。慢性ストレスは免疫機能の低下・高血圧・うつ病などのリスクを高めます。温泉によるストレス解消は、これらのリスクを下げる予防医療的な効果があります。
▼ POINT 03|「湯治文化」という日本の先人の知恵
昔の日本人は「湯治(とうじ)」——温泉地に長期滞在して療養する文化を持っていました。現代医学が発達する前から、温泉の効能を経験的に知っていた先人の知恵です。健康保険制度が充実した現代でも、「予防」に投資する発想は変わりません。
■ 今日のまとめ
・5月26日は「源泉かけ流し温泉の日」——「極上な風呂」の語呂合わせ、野沢温泉源泉かけ流しの会が制定
・野沢温泉は鎌倉時代から「日本三御湯」のひとつ——800年の歴史を持つ名湯
・源泉かけ流しとは使ったお湯を再利用しない贅沢な方式——循環式との違いを知ろう
・温泉の泉質は10種類——体の状態に合った泉質を選ぶと効果が上がる
・週1回の日帰り温泉は年間5万円の健康投資——老後の医療費削減という大きなリターンがある
♨️「湯に浸かれ。老後の医療費より、今の入湯料の方が安い。」

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