4月24日は「日本ダービー記念日」|馬券の控除率25%が教えてくれる、ギャンブルと投資の本質的な違い
おはようございます。今日は「日本ダービー記念日」ですね。
1932年(昭和7年)4月24日、東京・目黒競馬場で日本初のダービー「第1回東京優駿大競走」が開催されました。記念すべき第1回の優勝馬は、一番人気のワカタカ。この日から、日本競馬界最高の栄誉「日本ダービー」の歴史が幕を開けました。
「ダービー」という名前の由来、ご存知ですか?実は人名なんです。1780年、イギリスの第12代ダービー伯爵エドワード・スミス=スタンリーが、ロンドン郊外のエプソム高原で3歳馬のレースを創設。このレースに自分の名を冠したことが「ダービー」の起源です。その後、世界各国で同じように「ダービー」と名のつくレースが誕生しました。
今日はこの「日本ダービー記念日」をきっかけに、競馬とお金の面白い話をしてみたいと思います。
知らなかった!競馬のお金の仕組み3選
【雑学1】馬券を買うたびに25円は消える——「控除率」という仕組み
競馬の馬券には「控除率」という仕組みがあります。JRAの場合、控除率は約25%。つまり、100円の馬券を買った時点で、平均25円はすでにJRAの手に渡ります。
還元率は約75%。100人が100円ずつ買った合計1万円のうち、的中者に戻るのは7500円。残りの2500円のうち1000円が国庫納付金(税金)として国に入り、1500円がJRAの利益になります。
つまり競馬は、やり続けるほど「期待値がマイナス」のゲームです。楽しみとしては最高ですが、「増やす手段」としては構造的に不向きなんですよね。
💬 話は変わりますが、以前、気の合う仲間と競馬場に行ったことがあるんです。馬券を握りしめてゴールを見守るあの興奮——あれは本当に非日常でした笑。エンタメとしての競馬は最高。でも「資産形成の手段」として馬券を買い続けるのは、ちょっと違う話なんですよね。
【雑学2】JRAの売上は年間3兆円超——「馬券を買う側」より「仕組みを作った側」が儲かる
JRAの年間売上(売得金)は、2022年時点で約3兆3000億円。日本を代表する超大企業と比較しても引けを取らない規模です。
興味深いのは、そのうち約85%がネット・電話投票というデータ。つまり、自宅のスマホから手軽に馬券が買えるようになったことで、売上が爆増しているんです。
ここで投資家的な視点で考えてみましょう。馬券を買い続ける人は期待値マイナスでお金が減っていく。一方、JRAは売上3兆円のビジネスを回す「仕組みの側」にいる。馬券を買うより、競馬関連企業の株主になる方が、期待値的には合理的な選択だったりします。
【雑学3】「ダービー」は世界共通語になった
「ダービー」という言葉は今や競馬だけでなく、スポーツや地域の対抗戦全般を指す言葉として世界中で使われています。
サッカーの地域対決を「ダービーマッチ」と呼ぶのも、この流れ。「ダービー伯爵が競馬のレースに自分の名を付けた」という1780年の出来事が、245年後の今も世界中の言語に残っているわけです。一人の人物の名前がここまで広まった例は、歴史的にも珍しいですよね。
ギャンブルと投資——本質的に何が違うのか
競馬の話から、ここで核心に迫ります。「ギャンブル」と「投資」は何が違うのか。
一番の違いは「期待値」です。
ギャンブル(競馬・パチンコ・宝くじ等)は、やり続けるほど期待値がマイナスになる構造。控除率があるため、長くやるほど損をする仕組みになっています。
一方、株式投資(特にインデックス投資)は、長期的には期待値がプラスです。世界経済が成長し続ける限り、インデックスファンドは長期的に上昇する傾向があります。100円が10年後に150円、20年後に200円になる可能性がある。
もちろん、短期では損をすることもある。でも「期待値がプラス」という構造が、ギャンブルとの最大の違いです。
▼ POINT 01|競馬は「エンタメ費」として楽しむ
競馬の馬券は「絶対使わない予算」から出す娯楽費として割り切る。損しても悔しくない金額だけ楽しむのが正解。
▼ POINT 02|「仕組みを作った側」になる発想
馬券を買い続けるより、JRAや競馬関連企業の株主になる視点を持つ。消費者より投資家の側に回ろう。
▼ POINT 03|期待値プラスの投資を淡々と続ける
NISAのインデックス投資・高配当株・iDeCoは、長期では期待値がプラスになる仕組み。競馬とは根本的に構造が違う。
今日のまとめ
・4月24日は「日本ダービー記念日」——1932年、目黒競馬場で日本初のダービーが開催
・「ダービー」の名前の由来はイギリスの第12代ダービー伯爵。今や世界共通語に
・馬券の控除率は約25%——100円買うたびに期待値は75円になる
・JRAの年間売上は3兆円超——馬券を買う側より「仕組みを作った側」が儲かる
・ギャンブルと投資の違いは「期待値」。NISAは期待値プラスの仕組みだ
🏇「馬券を買い続けた人より、仕組みを作った側が勝つ。投資も競馬も、本質は同じだ。」
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